第１章：弘法大師・空海、生誕そして修行

第1章

弘法大師・空海、生誕と修行

空海は、774年6月15日に讃岐国（現・香川県善通寺市）で生まれました。若い頃は大学で儒教などを学びましたが、仏教の道を志して中退し、私度僧となりました。その後、山岳修行を続け、久米寺で密教の経典である『大日経』に出会い、その意味するところを深く知りたくて、遣唐使留学僧として長安に渡りました。

古い絵ハガキで見る 弘法大師・空海の生誕風景

弘法大師・空海 修行の旅

空海の修行は、光の速さで日本全国津々浦々を駆けめぐった。

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『大日本根本霊跡 屏風浦海岸寺 / 木版摺・手彩色』・各種絵ハガキ：巻菱湖記念時代館蔵

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